塾の現状

塾を選ぶ際に、「学習のスピードが速い」「算数に強い」など、塾の特性を理解しておく必要があります。首都圏と関西でも、経口は違います。また、親への負担度合いというのも、塾によって異なります。ほとんど塾にお任せスタイルの塾もあれば、親への負担が大きい塾もあります。特に、関西の方が塾にお任せスタイルの学校が多いようです。また、同じ系列の塾であっても、首都圏と関西圏でカリキュラムの内容が変わって来ます。子どもに合った塾選びというのは首都圏と関西圏でも異なるようです。

さて、中学受験は首都圏と関西圏では熱を帯びているものの、塾業界全体としては少子化の影響もあり、市場全体は縮小にさらされています。そのため、大手の塾が小さな塾を合併したり、業務提携したりする流れが加速します。経営基盤を強化しなければ生き残れないという環境下に置かれている訳です。

しかしながら、子どもを塾に通わせる親としては、塾業界の現状を憂慮する必要はないという意見もあります。塾の市場全体は少子化により縮小傾向にありますが、逆にそのことによって、塾側は経営基盤を強化し、より質の良いサービスや人材育成を行うという訳です。また、新潟県のある北陸地方などではまた異なったケースもありますので、首都圏や関西圏以外の場所も注目してみたら面白いかもしれません。